○黄家の絆:B
封神演義において、黄飛虎の一族は特に多くの人物が登場し、また重要な役割を持って語られている。
だが黄飛虎本人を含め、そのほとんどが紂王・妲己との決戦に臨むことは能わなかった。
その無念を託されたが如く、サーヴァントとしての黄飛虎は長男・黄天化をはじめとした黄一族と接続された状態で現界している。
眷属や使い魔のように、ある程度は一族の力を借り受けて使うことができる。
ただし基本的には一族の者が独立して姿を現すようなことはない。戦闘時には息子たちの姿が実際に見えることもあるが、それは闘気の密度が高まったがゆえの一時的なものである。
たまに妻の声も聞こえるとか聞こえないとか。
○金眼神鶯:A
きんがんしんおう。黄飛虎が北海から得たという、
赤い鳥籠に入った神鶯。
紂王と妲己が宴席を設けた折、誰もが泥酔した深夜、妲己が喰らう人間を物色するため元の姿を現してそこを徘徊したことがあった。ほろ酔いだった黄飛虎は不吉な気配に飛び起きて金眼神鶯を解放すると、鶯は目を赤くし、鋼の鉤のような爪で妖狐に襲いかかり、その顔に傷を負わせたという。それにより黄飛虎は妲己の恨みを買うこととなった。
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